スキップしてメイン コンテンツに移動

投稿



本展は、静岡県出身の作家である木村充伯と、タン・ルイが、東静岡アート&スポーツ/ヒロバの空間とコンテナを活用した作品を制作・展示する二人展です。 


画展のタイトル、「BLACK, COLOR」の「BLACK」は木村充伯を表わします。彼はリアリティを持った動物や人間を創り出し、「BLACK」いわゆる「自然の色を着色していく事で作品にぬくもりと生命感、時には死の表情を吹き込んでいきます。


一方、「COLOR」はタン・ルイを表わします。彼女は洗濯バサミ、マスキングテープや印刷物の切り抜きなどを用いて、鮮やかな色の作品を生み出します。彼女の作品は、生活の中に存在する身近な素材そのままの色を使い構築的に創り上げられます。


2人の作家が生み出す「色」のコントラスト、「自然」と「人工」の対比、マテリアルの新しい可能性は、「日常」と「アート」が溶け込む「ヒロバ」という空間の中で、ユーモアと生々しい感触とともに世界の表層を覗かせてくれることでしょう。




「BLACK」とは木村充伯のこと。

森の中で後ろを振り向く鹿の木彫が可愛い。 その作品の多くは動物(哺乳類)で、チェーンソーで粗くほぐされた木目の 「毛」を纏う。そのせいか、どこかぬいぐるみのよう。今回の展示のメインは、ス ケボー型の作品になる予定。それは東静岡に芽生えたニュースポーツへの共 感であり、木材を縦に切ると出現する年輪のカタチでもある。そしてそこに、 様々な動物の顔が象嵌される。動物/ぬいぐるみ、木の命、ローラースポーツ、 アート。それらは木村にとって地続きで、そこから新たなイコンが生まれる。



「COLOR」とは、タン・ルイのこと。

母国マレーシアの文化と自然によって育ま れた色彩感覚は、日本での生活のなかで、私たちが見過ごす「色々」に目ざとく 反応し、アートに転生させている。たとえば安価でカラフルな生活雑貨、寿司 の盛り付け、商品カタログに溢れる美しい食材の数々。それらは彼女の想像力 を刺激し、無尽蔵の造形素材をもたらした。その作品は「生活の中にアートが ある。それは、誰にでもできる」、そんな肯定の響きに満ちている。




主催

東静岡アート&スポーツ/ヒロバ実行委員会



企画制作・運営

公益財団法人静岡市文化振興財団












BLACK, COLOR - 木村充伯 + タン・ルイ

会期

2021.10.23sat - 11.7sun

観覧無料 11:00ー18:00

東静岡アート&スポーツ/ヒロバ

JR東静岡駅北口すぐ・静鉄長沼駅から徒歩約4分 駐車場あり(有料)




関連事業

〈自由参加型〉ワークショップ
~洗濯バサミで、オブジェを作ってみよう~ 
コンテナOPEN時、自由に参加可能



アーティストトーク

10/30(土)13:30~

※雨天時:10/31(日)に順延



主催
東静岡アート&スポーツ/ヒロバ実行委員会


企画制作・運営・問合せ

公益財団法人静岡市文化振興財団
(054-255-4746 平日8:30ー17:30)




展示風景





静岡文化情報誌に掲載

静岡文化情報誌「しずおかイベントニュース」10月号に掲載されました。 https://www.scpf.shizuoka-city.or.jp/news/20210827/3710/
新型コロナウイルス感染症対策について  *体調のすぐれない場合は来場をお控えください。 *ご来場の際は、必ずマスクをご着用ください。 *新型コロナウイルスの感染状況により、内容を変更・中止する場合があります。
静岡市の天気


© BLACK, COLOR - Mitsunori Kimura + Tan Ru Yi @ 2021. Higashi Shizuoka Art - Sports Project, Shizuoka